教員は資産運用をきちんとやっておかないと、後に大きな損をしてしまうことがあります。
小学校教員をしながら、毎月、NISAや株主優待などの資産運用をしています。
僕は、教員を10年目の現役教員です。これまでいろんなの資産運用をしてきました。
これまでにうまくいっている資産運用もあれば、失敗した資産運用もあります。
僕の経験を踏まて、教員の資産運用について解説していきます。
この記事では、こんな疑問に答えていきます。
教員の資産運用について知りたい方は、ぜひお読みください。
教員の資産運用はしっかりとやっておくべきです
教員の資産運用はしっかりとやっておくべきです。
資産運用は、別にしないからと言って取り返しのつかないような事態にはなりません。
単純に銀行にお金を預けておけば、増えることもなければ、減ることもありません。
しかし、お金を銀行に預けたままで、資産運用を全くしていない人が、ちゃんと資産を運用している人の実態を知ると、その差に驚愕します。
教員が資産運用をきちんとやっておくべき理由とは
最近では、ネット銀行やネット証券など、いろいろと便利になっているので、お金を預ける場所を銀行から別の場所に預けるだけで、簡単に資産運用ができます。
100%のお金を銀行に預けている状態はもったいないです。
なぜなら、『複利の効果』に大きな違いがあるからです。
1.10の法則
1.01365=37.8
こつこつ積み上げれば、やがて大きな力となる。
0.99の法則
0.99365=0.03
少しずつサボれば、やがて力はなくなる。
これは有名な複利の話です。
集会や校長先生の話でも聞いたことがあると思います。
ちょっとした効果を長く続けることによって、効果に大きな違いが生まれます。
教員だから収入が安定していると安心していると、周りの人よりも損をしていることになりかねません。
教員だとしても、これからの時代は資産運用は大切です。
先生たちに人気なものも合わせて紹介します。ぜひ参考にしてください。
教員ができる資産運用9選
①福利厚生の貯金事業
貯金事業は、地方公務員の社会保障制度の1つです。
地域によって異なりますが、銀行よりも利率が高いことが多いです。
金利の違い
- 貯金事業・・・0.5%
- ネット銀行(楽天銀行)・・・0.1%
- 三菱UFJ銀行・・・0.001%
- ゆうちょ銀行・・・0.001%
(2020年4月現在)
⁂貯金事業の利率は地域による
教員にいちばん人気な資産運用です。多くの人が加入しています。
②ふるさと納税
誰もが利用できる国の事業です。お金の節約だけでなく、返礼品などの特典がある。
教員は、ふるさと納税を利用することができます。毎年、給料から引かれる住民税や所得税の払い先を、自分の好きな地域に変えることによって、返礼品がもらえます。
国がすすめているサービスなので、「節税+特産品」をもらえる効果があります。
国が推奨している事業なので、返礼品だけでなく節税もできます。
③NISA・積み立てNISA
通常、株の売買で儲けたお金には税金がかかりますが、NISA・積立NISAなら税金がかかりません。
きちんと運用すれば、利子がまったくつかない銀行よりも、何倍以上もの利率を得ることができます。
④iDeCo(個人型確定拠出年金)
株などを運用して自分で年金を積み立てていきます。
国がすすめる制度なので、税の優遇を受けることができます。
⑤株主優待
大手スーパーの「イオン」や家電量販店の「ヤマダ電機」などの株を購入すれば、特別割引を受けることができます。
⑥株の売買
初心者がすぐに儲けられるほど、株は簡単ではありません。
収益のみを狙った株の売買はおすすめしません。
しかし、近年はコロナの影響があり、個別銘柄の株価が下がっている状況です。
いつかは株を始めたいと思っている方なら、今がチャンスなのでは間違いないです。
教員の株については、関連記事をご覧ください。
関連記事の「教員が株を始める前に知っておくべきこと11選」はこちら。
⑦FX
円安、円高という言葉があるように、日々、通貨の価値は変わります。
外国の通貨を安く買ってたかく売ることで、利益を出す運用方法です。
株と同様、難易度は高めです。おすすめしません。
⑧暗号資産(仮想通貨)
日本での普及はまだまだですが、今後普及していくと言われている通貨。
普及率が上がるほど、通貨として値上がりします。
教員の仮想通貨については、関連記事をご覧ください。
関連記事の「教員なら仮想通貨がおすすめ!忙しい教員でも簡単に取引ができる」はこちら。
⑨ギャンブル
一時的にお金を稼ぐことができますが、おすすめできません。
確率論から言うと、長く続けるほど、負けやすいと言われています。
教員がやってはいけない!?注意すべき資産運用
教員は公務員なので、一部の資産運用に制限があります。
- 独立家屋が5頭以上の不動産運営
- 土地の賃貸契約数が10以上
- 建築物である駐車場の運営
- 機械設備を設けた駐車場の運営
- 10台上の駐車場の運営
- 年額500万円以上の賃貸料収入
上記は、国家公務員の人事院規則で明確に規定されています。
教員がこの規則を超える場合は注意が必要です。
不動産や駐車場の運用には制限があります。
詳細は、勤務先の各自治体の人事院規則を確認しましょう。
教員におすすめしたい資産運用ランキングを紹介
福利厚生の貯金事業
- 教員(公務員)だけに入れる権利がある
- 大手の銀行よりも利率が高い
多くの先生が入っている福利厚生の貯金事業です。
職場で手続きをすることができます。安定した利率が魅力です。
NISA・積立NISA
- 長期的に運用すれば、大きなプラスになりやすい
- 雪だるま式に複利効果を得られる
安定したインデックス投資にNISAを利用すれば、長い目で見た時に大きなプラスとなります。
世界経済は成長し続けると考えれば、銀行や貯金事業に預けるよりも、大きな利益が出ます。
株主優待
- 定期的に無料券やクーポン券がもらえる
- 配当金がもらえる
株主優待は、株を一度購入するだけで、定期的に優待を受けることが魅力です。
株を持っているだけで、無料ギフトや無料券などがもらえます。
教員がやるべき資産運用まとめ
教員はある程度の資産運用が認められています。
お金を銀行に預けておくだけでは、もったいないです。
きちんと有効活用しましょう。
資産運用にこれから挑戦する方は、NISAや積み立てNISA、iDeCoがおすすめです。
国がすすめる事業なので、税の優遇も受けられます。
将来をしっかりと見据えて、今、資産運用を始めれば、教員生活を終える頃には、お金の心配がなくなります。