「スナックらいざ」は、らいざ(@rize_up_high)さんがTwitterで開催している教育についてゆるりと語る会です。
らいざさん、さるさん
貴重なお時間をありがとうございました!
今の当たり前が当たり前でなくなる瞬間はすでにそこまできていることを痛感しました!
未来を読もうとするとワクワクせずにはいられない。
— リキラー@中学校教員🖋📚現場の声を届けたい📣 (@JOYPOWERJOY) December 26, 2020
「スナックらいざ」が気になる人は、らいざ(@rize_up_high)さんをぜひフォローしてチェックください。
スナックらいざでは、どんなことが聞けるの?
セミナーや講義のような堅苦しい感じではなく、ゆるりと教育について話が聞けました。
この記事ではこんな疑問に答えます。
スナックらいざでは、まったりと楽しく話が聞ける雰囲気なので、まったりバラエティーのトーク番組を観ているような気分で聴くことができます。
教員や教育に興味のある方は、「スナックらいざ」を知っておいた方がいいです!
スナックらいざについて気になる方は、ぜひ最後までお読みください。
らいざさんが開く「スナックらいざ」とは
スナックらいざは、らいざ(@rize_up_high)さんが開く会です。
現在はこのような形で運営されています。
- らいざさんが主催の会
- Twitterのツイート(呼びかけ)で開かれる
- zoomを利用して、参加者は聞き手になる(発言はなし)
- 無料zoomを利用しているので、参加者は100名まで
- 定員に達したら募集終了
- 申し込むとTwitter内のグループに案内されて当日にzoomのURLが配付される
基本的に、らいざさんがこれまでに会ったことのある人との対談を参加者は聴くことになります。
対談者以外の参加者は原則ミュートです。対談中に気になることがあればチャット欄に書き込みをします。
おおまかな流れはこんな感じ。
らいざさんと対談者が対談⇒対談者によるプレゼンや実践紹介、教育語りなど⇒質問タイム
無料のzoomを使っているので45分×2で、間に5分ほどの休憩を挟みます。
対談終了後、zoomのチャット機能を使って、らいざさんや対談者に質問することができます。
スナックらいざに参加した感想(さる先生対談.ver)
今回、僕が参加したのはTwitterや教育書「全部やろうはバカやろう」で有名なさる先生(@saruesteacher)でした。
さる先生からは、おもに3つの話を聞くことができました。
- 教育観をアップデートせよ
- 自由進度学習の話
- 子どもの金融リテラシーを育てる
教育観をアップデートせよ
話の始めは世界的大企業「Amazon」からの話でした。
- Amazonは始めはどこにでもあるようなただの本屋だった
- Amazonの共同創設者ジェフベゾスが、インターネットサービスを取り入れようとすると、みんながばかにした
- しかし、今では世界的な企業となっている。
つまり、みんながばかにしたり、うまくいかないと言われることは本当にそうなのか?ということを考えをもつべき。
今の日本の教育の課題
- 一斉授業が主体でみんな同じペース・同じ順番・同じ形で学ぶ
- 軍隊っぽい教育の流れがまだ根強く残っている
- みんなと違った切り口をもつ子は学校で潰されやすい
今後、近い将来にAIが活躍することが増えてくるのを考えると、知識よりも思考判断表現が重要となっている。
自由進度学習の話
今の学校現場は、効率的に思考停止で行える教育つまり、一斉授業形式の教育をいまだに引きずっている。
異なっていることをよしとできない価値観が学校に漂っている
しかし、これまでの一斉授業では、子どもたちの考えを広げる教育はそろそろ限界に来ている。
これからの社会で求められる子どもの力
- 困難を自分で切り開いていく力
- 問いを自分でつくる力
そこで、さる先生が実際に実践している教育法の紹介がありました。
- 算数や社会などの教科で自由進度学習を行う
- 宿題は自由
- けテぶれ学習の取り入れ
- 次の学期や次の学年の学習を進めている子もいる
自由進度の評判は、保護者から「学校全体の古い授業を変えてくださっている」という声が多く、保護者の方が学校教育を変えるべきだと考える人が多いようでした。
「けテぶれ」学習法については、こちらの関連記事をご覧ください。
ちなみに、さる先生が実際に参考にした本はこちらのようです。
これですな。
先生たちが読んでる本って保護者としても興味あるから、色々紹介してもらえるのいつもありがたいです。#スナックらいざ pic.twitter.com/O6LIvl2FnV— mitchan (@switch_to_smile) December 26, 2020
子どもの金融リテラシーを育てる
さる先生が力を入れている「子ども証券」の話もありました。
先日、子ども証券最終日でした。
結果として一時期最下位にまで落ちていたテスラがトップという劇的な展開に。いやそんな展開は要らなくて、個別株はリスクが大きいからインデックスが最適解ってことが伝わればよかったのですが…
最近は右も左も電気自動車って相場です。トヨタの逆襲に期待。 https://t.co/3B8FQsEdXs pic.twitter.com/yJ0jZeMgxf
— 坂本 良晶(さる@小学校教師) (@saruesteacher) December 25, 2020
子どもに「子ども証券」で身につけさせたいことは2つ。
- 社会へのアンテナを広げてほしい
- リスクを知ること
子どもが社会人になったときに積み立てNISAをすぐに始めるようになってほしいという願いから始めたようです。
子ども証券に個別株を入れたのは、暴落を知ってもらうため。
現実とリンクしている証券なので、なかなか狙い通りにはうまくいかないときもありますが、1年を通して子どもたちは株を暴落を知ることができたようでした。
スナックらいざのまとめ
今回は、さる先生から「選択と集中」によって生産性を高め、浅い部分と深い部分を学ばせる必要があることを聞きました。
深い部分「アートな部分」⇒京都にはどんな魅力があるのだろうか(主観的)
さる先生の話をもっと詳しく知りたい方は、2月に新刊が出るようなのでお楽しみにしてください。
過去のさる先生の書籍「全部やろうはバカやろう」については、こちらの関連記事をご覧ください。
今回は、スナックらいざでゆるっと有益なお話を聞くことができました。
スナックらいざに参加すれば、
- まったりとして肩の力を抜いて話が聞ける
- きちんと有益な話が聞ける
と思います。
次回はまた有能な先生から話が聞けるようです。
ぜひ、らいざ(@rize_up_high)さんのツイートをチェックしてください。