1個平均は小学校5年生の「平均」で習います。
1個平均とは「みかん1個平均110g」や「トマト1個平均160g」のように、1個分の平均として使います。
初めて聞くんだけど。
1個平均を求める問題が教科書にあってびっくりしました!
1個平均について調べたので、解説しますね。
この記事ではこんな疑問に答えます。
1個平均は、意外と身近に使ったりしています。
1個平均のことが分かれば、
と思います。
小学校5年生で習う、1個平均について詳しく知りたい方は、ぜひお読みください。
1個平均とはなにかを解説します
1個平均とは
1個分の平均です。
例えば、こんな問題で使います。
110g,108g,105g,115g,112g
5個のみかんの1個平均の重さは何グラムですか?
答えは、110gになります。
求め方は簡単。
(110+108+105+115+112)÷5=110 110g
1個平均の求め方は、「出てくる数字をすべて足して、個数で割り、全体の数をかける」だけです。
1個平均と聞くと難しそうに思われますが、聞きなれないだけで実は簡単です。
始めは戸惑うかもしれませんが、すぐに慣れて簡単に計算ができるようになります。
1個平均はなぜ求めるの?
1個平均を求めると便利になります。
1個平均は全体の数量を知るときに便利です。
例えば、みかん1個の平均の重さ、つまりみかんの1個平均がわかれば、何個入りの袋でも個数さえ分かれば、みかん全部の重さをもとめることができます。
みかんすべての重さをはかり、平均を出すのは、計量も計算もとても面倒になります。
数回の計量ですみ、計算も簡単になります。
1個平均はなぜ教科書に出てくるようになったの?
新しく改訂された新学習指導要領では、算数数学で「データ活用」が重視されるようになりました。
今後も平均を求めることは、6年生や中学校でも学習をします。
1個平均と合わせて覚えたい仮平均
仮平均とは、
1個平均を求めるのは簡単といっても、計算は意外と面倒。
「(110+108+105+115+112)÷5」など、結構計算する値が大きいです。
そこで、便利なのが「仮平均を求める方法」です。
例えば、先ほどの「(110+108+105+115+112)÷5」なら、110で数値を見切ると、
110よりも「+0,-2,-5,+5,+2」(=0)となるので、
(110+0―2―5+5+2)×5÷5×110=110 と求めることができます。
仮平均は、平均を出す数値が大きい時に計算を楽することができます。
1個平均を求めるまとめ
1個平均を求めることができれば、スーパーでトマトを買うときに、量感的に200gだと感じたら、カゴに3つ入れるときに、約600g入れていることを計算で求めることができます。
普段の生活でも、部分の量を求めて、全体の量を知ることができるので、いろいろと計算すると楽しく算数活動をすることができます。