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【教員】子どもの扱い方が分からないときの対処法5選【絵本で解説】

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教室で子どもが落ち着かない。子どもに声をかけるけどうまく伝わらない。

教師といえども、子どもの扱いに困ることってありますよね。

僕も教師を10年以上続けていますが、子どもの扱いに悩むことが多いです。

そんな子どもの扱い方が分からないときに、ある絵本を読んで対処できたので、事例を挙げて紹介したいと思います。

学校の先生
学校の先生
毎日、子どもの扱い方が分からなくて…。どうしたらいいかのさっぱり分からない。
桜木きよ
桜木きよ
こんにちは。桜木きよです。
教員を10年以上続けていますが、子どもの扱いに悩むことばかりです。

子どもの行動に対して、こんなときどうしようと悩みますが、ある絵本がきっかけで指導を見つめ直すことができました。

参考にした絵本とはこちらの絵本です。

この記事では、教室で落ち着きのない子どもや手のかかる子どもにどう対処するべきかが分かるので、ぜひ最後までお読みください。

子どもの扱い方が分からないときの対処法5選

子どもの扱い方紹介

すねたら長い子の扱い方

一度、すねたら長い子どもの扱い方

子どもの機嫌がいいときに声をかける

すねたら長い子は、声をかけるタイミングは重要です。
その子本人が「話を聞こう」という意思を持たなければ、先生がいくら話しても聞く耳を持ちません。

  • 子どもがこれから遊びに行こうとする放課直前
  • 子どもの好きな授業が始まる直前
  • 子どもが好きな給食を食べる直前
  • 子どもがこれから帰ろうとする直前

声をかけるタイミングを間違えると、給食を食べなかったり、下校時刻になっても帰らずにふさぎ込んでしまったりと、話がこじれるケースがあります。

すぐに謝れない子どもの扱い方

悪いことをしたと自覚があっても、すぐに謝れない子どもの扱い方

トラブルがあった後の謝り方を助けてあげる

すぐに謝れない子どもは、謝る前にいくつかの壁があります。

  • 謝り方が分からない
  • 謝るときの言葉が分からない
  • 謝ることがとにかく嫌い
  • 謝ると負けた気持ちになってしまう

すぐに謝ることができない子どもはタイミングが大切です!
子どもの様子や普段の生活の行動パターンをよく観察して、本人が謝りやすいタイミングを大人が見つけてあげましょう。

トラブルについての話し合いで落ち着かない子どもの扱い方

けんかやトラブルの後で、相手の顔を見ると落ち着かない子どもの扱い方

けんかした子どもを席に着かせ、向かい合わせにならないようにする

けんかやトラブルについての話し合いで落ち着いて参加できないときは、子ども同士が向き合わないようにしましょう。

向き合って話すと、子どもはさっきまでトラブルがあった相手の顔を見てしまい、イライラが落ち着かなくなります。

話し合いだけに集中できるように、まずは席に座らせて、お互いが向き合わず、先生の方を向いて話すようにさせましょう。

イライラが落ち着かない子どもの扱い方

すぐにイライラを落ち着かせられない子どもの扱い方

クールダウンをする時間をつくる

イライラがとまらない子どもはクールダウンをする時間を作ってあげましょう。

子どもがイライラしているときには、なかなか大人の話が聞けません。

子ども本人が落ち着くまで大人が待ってあげましょう。

桜木きよ
桜木きよ
人の目などの本人を刺激するものが多いときは別室や職員室などで落ち着かせることも有効な手段です。

日常的にいらいらしている子どもにはまずはそっとしておくということも大切です。

つまらないイタズラをする子どもへの扱い方

先生に叱られたり、クラスの友達に迷惑をかけるイタズラをしてしまう子の扱い方

「あなたはそんなことをするような子じゃない。妖怪(ようかい)のせいか?」と聞く。

子どもは意味のないイタズラや大人にはよく分からないことをします。なぜなら、それが子どもの特性だからです。

子どものちょっとしたイタズラに理由を聞くのはあまり効果がありません。

    大人から子どもへの問いかけ<良くないパターン>

  • 「なんでそんなことをするの?」
  • 「なんでそんなことを言っちゃうの?」

子どもなら理由もなくいたずらをしてしまうことがあります。

先生や親からなぜ?と聞かれると、何か理由を答えなくてはならず、嘘をついてしまうこともあります。

子どもは意味もなくイタズラをすることを理解しておけば、大人は子どもの扱いがグッと楽になります。

子どもの扱い方が分からないときのポイント

子どもの扱い方のポイント
この絵本からは、大人が子どもが扱い方が分からないのは、

子どもの扱いが分からないときは、その子どもへの理解が不十分であるから。

ということが読み取れます。

子どもの扱いをうまくするには、まずは子どものことをよく知りましょう。

子どものことをよく知るためのいくつかのポイントを紹介します。

子どもへの理解を深めるポイント

  • 誕生日はいつ?
  • 血液型は?
  • 習い事は?
  • 兄弟はいる?
  • 好きなことは?
  • 好きな食べ物は?
  • 嫌いな食べ物は?
  • 昨日は何をしていた?

子どものことをよく知ることは、「子どもの扱いがうまくなる第一歩」となります。

子どもに問いかけることは、明日からすぐにできることなので、ぜひやってみてください。

参考書籍:「ぼく、わたしのトリセツ」まつした じゅんじ

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