教員がマイホームを建てると、まったりとお気に入りのリビングで過ごしたり、最新の家電の恩恵を受けられたりします!
しかし、マイホームは、人生でいちばん大きな買い物と言われます。
だから、教員がマイホームを購入するには、「購入までの流れ」や「メリット・デメリット」をきちんと理解しておきましょう。
教員ならマイホームを買うべきです。僕はマイホームを買って価値観が変わりました!教員にマイホームは絶対おすすめです。
この記事では、こんな疑問にお答えします。
周りの多くの先生が戸建てに住んでいる地域なら、戸建てを購入し、マイホームを買おうかなと一度は迷うと思います。
しかし、実際のところ、一緒に仕事をしていてる同僚であっても、マイホームはどうかという話はプライベートなことなのでなかなか聞けないこともありますよね。
とくに、「住宅ローンはいくら払っているか?」「ローンの金利はいくらか」など、お金の話は聞きにくいです。
でも、この記事を読めば、マイホームをもった教員の体験談を紹介するので、マイホームをもつメリット・デメリットが分かると思います。
もし、聞きたいことがあれば、ここのブログの問い合わせかTwitter(@kiyonkovic31)で聞いてください。
僕が実際にマイホームを購入したときの様子と合わせて紹介するので、ぜひ最後までお読みください。
教員のマイホーム購入の体験談とは
*画像は我が家の雰囲気に似たイメージ画像です
購入前の当時の僕の話から紹介します。
- 教員10年目 32歳
- 結婚3年目 子ども1人
- マイホームを購入か、アパートの賃貸にするか迷う
- 購入は、戸建てじゃなくてもマンションでもいいと思う
- 今すぐにマイホームが欲しいわけではない
- 家づくりって何から始めたらいいのかすら分からない
- 教員が建てるマイホームの予算っていくらぐらいなの?
といった感じで、始めはほとんど家を買うつもりはありませんでした。
今の生活のままでもいいと思っていたし、マイホームは大きな買い物だからすぐに買わなくてもいいと思っていました。
多忙な教員生活を続けながら、マイホーム購入を決めたきっかけ
教員の仕事はやることが多くて、土日も何かしら仕事をしている状態です。
「マイホームを購入って何からしたらいいんだろう」「展示場ぐらい行った方がいいのかな」と思いつつも、教員の仕事が忙しかったり、土日も他にやりたいことがあって、何も始めていない状態でした。
しかし、ある日、家に帰ると、妻が泣いていました。
実は、桜木家は夫側の実家で同居していたのですが、嫁姑問題が発生していました。
嫁と姑は、表面的に仲良くしていたもののお互いに思うことがあるようで、嫁も限界に来ていたようでした。
マイホームを購入?!まずは展示場へ
突然のことだったので、何も下調べもせずに予約だけして住宅展示場に行きました。
なんとなく立ち寄ったタ○ホームの展示場。
担当者の方から名刺をもらうと、店長という肩書があり、接客は慣れた感じだったので安心しました。
土地探しは、じっくりと考えた方がいいと思いますから。
といった感じでした。
展示場に行ったその日の流れはこんな感じ。
しつこく営業されることもなく、その後もメールが来たかと思えば、1・2通届いたくらいで、ちょうどいい感じの接客でした。
あまり積極的にハウスメーカーの営業を受けたくない人は「購入したい土地のエリアは決まっていない」「購入予定は1年くらい」と営業マンに伝えておくと、積極的な営業を受けずに済みそうです。
この日は、展示場に行く予約だけはきちんとしてあったので、クオカード3000円分をもらい、いつもよりちょっと贅沢なランチを楽しみました。
- 「実家から15分以内の場所」「○○小学区がいい」など、まずは土地探しから始める
- 土地探しはじっくりと考える
- しつこい営業を受けたくない時は、「土地は決まっていない」「購入予定は1年以内」の文言で逃げ切る
展示場に行く前に、予約をするとクオカードがもらえることがあるので、活用してみてください。
もしかしたら、この記事を読んでいる方の中には、「クオカードだけもらうなんて気が引けるな」という方もみえるかもしれないのですが、ちょっと考えてみてください。
こちらは、その代わりに名前や住所、電話番号などの個人情報を提出しています。
個人情報には3000円分以上の価値はあるのではないでしょうか。
マイホームの購入は土地探しから始めよう
展示場で土地探しの話を聞いてからは、
毎日家に帰ってから土地探しサイトで、気になるエリアの土地を検索するようになりました。
土地探しは、家に帰ってから、5分くらいのすき間時間で簡単にできますよ。
土地を検索するときは、同じ職場にいる夫婦ともに教員の家庭は、土地代だけで3000万円と聞いていたのですが、
我が家は妻がパート収入ほどなので、それよりは低い予算を目安に土地を探しました。
土地代は、勤務している自治体によると思うので、実際に自分で調べてみてください。
毎日、土地探しサイトをしていると、エリアごとの土地の相場がなんとなく分かるようになります。
ちなみに、結局、我が家の土地代は1750万円となりました。
展示場で営業マンに直に教えてもらったポイントを紹介しますね。
駅からの距離
車通勤が多い教員でも飲み会のときなどは、駅からの距離が近い方がいいですよね。
飲み会が多い人ほど、駅からの距離が近い方が便利だと思います。
また、将来、子どもが大きくなったときの習い事や塾は駅前にあることが多いです。
玄関は南向きか
南向きの玄関だといつも日光が当たるので、玄関が明るくなり、リビングも玄関に近い間取りとなります。
北向き玄関は、家が影になるので、玄関が少し暗さは出ますが、その代わりにリビングを広くすることができます。
日当たり
日当たりが良好だと、家が温まり安くなります。
日当たりがあまりにも当たらない場合は、カビが発生しやすくなることがあります。
また、日当たりが悪いということは、家の周りに何かが密集しているということなので、プライバシーが守られにくいことも考えられます。
坪数
我が家の坪数は48坪。
駐車場がぎりぎり3台で、庭はほぼありません。
駐車場は車何台分のスペースが欲しいか、庭はどれくらい欲しいかにもよって土地の広さを決めます。
一度、すでに建物が建っている建売住宅や中古住宅を見に行くと、建物の大きさがよく分かります。
住宅前の道幅
住宅前の道幅は意外と大切なポイント。
- 道幅が狭いと車の出入りに毎回ストレスをかかえてしまう
- 道幅が狭いと近くの建物が迫っていて日当たりが悪くなる
できれば、住宅前の道幅も気にした方がいいですね。
隣の家の様子
住み始めたら、お隣さんとは数十年先までのお付き合いとなる可能性があります。
マイホームを購入前に、お隣さんがどんな人かを把握するのは難しいですが、
例えば、お隣さんの庭はごみが散乱している、お隣さんの庭は草木が生い茂っていて何も手入れされていないといった状態だと、その物件は避けた方が無難ですね。
スーパーまでの距離
買い物をするためにスーパーまでの距離は大切です。
あまりにも自宅からスーパーまでの距離が遠すぎる場合、買い物をするだけでも疲れてしまいます。
公園などの遊び場までの距離
お子さんが小さいとき、公園までの距離は大切です。
近くに公園がないと、ちょっと遊びに行くのにもわざわざ自動車を出すのはかなり手間です。
歩いて15分以上かかるようなところであれば、ベビーカーや三輪車が必要になってきます。
予算
土地の予算は地域によってそれぞれです。
しかし、定期的に土地の値段を検索してしていると、駅からの距離や交通の便利さなどから、市内の地域の土地の予算が分かってきます。
こまめに、オウチーノやホームズ、アットホームなどの土地探しサイトを使って検索してみてください。
ポイントまとめ
土地探しのポイントを簡単にまとめるとこんな感じです。
土地を選ぶときのポイント
- 駅からの距離
- 玄関は南向きか北向きか
- 日当たり
- 坪数
- 住宅前の道幅
- 隣の家の様子
- スーパーまでの距離
- 公園など子どもの遊び場の距離
- 予算
しかし、残念ながら、このポイントを全て含めた土地はありません。
あえて言うならば、駅が近くて、道路がきちんと整備されていて、土地が開けているけど、人が周りにほとんど住んでいない。でも、周りには子どもが遊ぶ公園や買い物が楽しめるスーパーがしっかりとある。そんな土地ってないはず。
駅前はだいたい人が集まっているし、人が多く住んでいるところしかスーパーは建たないですよね。
だから、このポイントの中からどれが自分の中で優先すべきかを考える必要があります。
まずは、自分の中で優先したいポイントを見つけましょう。
注文住宅にする?建売にする?それとも中古住宅?
我が家は注文住宅にこだわりがなかったので、3つの選択肢から迷いました。
- 注文住宅…外装から間取り、ドアノブの色まで自分たちで好きなように決められる
- 建売(たてうり)…土地に新築住宅が建っている状態で販売されている
- 中古住宅…人が住んでいるもしくは、住んでいた住宅が売られている
注文住宅
土地を買って、住宅を建てる。まさにゼロからすべてを自分たちで行います。
注文住宅を購入した同僚の先生の話によると、間取りを決めるだけでも1か月ほど時間がかかり、
さらには、学校の注文用カタログのような分厚いカタログから、照明、表札、玄関ドアの色、家のドアノブなどなど、多くのパーツを自分たちで決めるのですが、かなり時間がかかります。
「この休日は、ハウスメーカーの事務所に行って、1日中カタログを見て終わったよ」というようなこともあったそうです。
しかし、一生過ごす住宅を好きなようにアレンジできるのは建てる前の今だけ。
建てた後にこうすればよかったと後悔しないように、じっくりと時間をかけて考えることが大切です。
注文住宅はこんな人におすすめ
- 家づくりをじっくりと楽しみたい人
- 間取りや外観、家の細部にまでこだわりたい人
- 家づくりに時間をかけられる人
- 予算をしっかりかけられる人
建売住宅
建売(たてうり)住宅は、土地にすでに新築の住宅が建っている状態で販売されているので、現物を見て購入することができます。
現物が完成しているので、準備の時間も短く、契約してから翌月には新築の家に住むことが住むことができます。
我が家は建売を購入しました。
建売を購入した理由は3つです。
- 間取りに大きなこだわりはなく、よく見かける間取りであれば良かった
- 仕事と家事と育児に追われ、家づくりに時間をかける余裕がなかった
- 注文住宅より建売の方が安くできるので、あまりお金をかけたくなかった
建売は、土地の専門家が調査を行い、この土地なら立地が良くて売れるというプロの知識・経験のもと販売されています。
プロによる選定が行われているので、購入後に住んでみたら立地が悪かったというリスクを極力減らすことができます。
また、建売の場合、一度に複数の住宅を建てるために建築コストを下げることができ、注文住宅よりも安く建てられます。
建売のデメリット
- お隣さんと同じハウスメーカーになるため、家の外観の雰囲気が似た感じになる
- 購入前に間取りの変更ができない、もしくは、一部に限られる
- 建売は宣伝も兼ねているため、大通り沿いに建てられることが多い
先述の通り、我が家は、外観や間取りに大きなこだわりはなかったので、一条工務店の建売を購入しました。
一条工務店の建売とは
- 床暖房や食洗器などの注文住宅で使われる設備が始めからついている
- 注文住宅よりも安く購入できる
- 一条専属の断熱窓、断熱材など、とにかく家が温かい
- 家の機密性がかなり高いので、外の空気や騒音の影響に強い
- 格安の建売より性能がしっかりとした建売を購入できる
一条工務店は、「家は、性能。」を売りにしているので、他のハウスメーカーよりも性能にこだわりがたくさんあります。
どんな性能があるのか?
ぜひ、実際に見に行って確かめてみてください。
一条工務店を見学される方は、事前に紹介状をもらいましょう。一条工務店の事前予約はネット検索での現場見学でも、事前の紹介状があれば特典がもらえます。
建売住宅であれば、実際に建っている物件を見ることができるので、
「ここのキッチンでご飯の用意をして…」「ちょっと疲れたら、ここのソファで一休みして…」など、マイホーム購入後の生活のイメージが鮮明になると思います。
建売住宅はこんな人におすすめ
- マイホームを購入の打ち合わせに時間をかけたくない人
- 注文住宅よりも安く購入したい人
- ハウスメーカーおすすめの外観や間取りに納得ができる人
中古住宅
建売を購入する前に、実は中古住宅も見てきました。
中古住宅の良いところは、とにかく低い予算でマイホームを購入することができることです。
中古住宅は空き家になっている状態や実際に人が住んでいる状態で売られています。
中古住宅はこんな人におすすめ
- とにかく予算をかけたくない人
- 購入後、住宅の修繕費の負担を納得できる人
- 新築にこだわりがない人
一度は住宅展示場に行ってみよう
マイホーム購入前に、一度は住宅展示場に行ってみましょう。
住宅展示場には、複数のテナントが設置されていて、ハウスメーカーの強みをそれぞれ知ることができます。
それだけでなく、夫婦や家族で住宅展示場に行くと、家を建てる前の思い出になります。
住宅展示場は、新しい展示の家に囲まれて、ちょっとした家のテーマパークのようになっています。
ヒーローショーやお菓子配り、生活品プレゼントなど、イベントも毎週行われているので、ぜひチェックしてみてください。
ちなみに、展示場のイベントでは、抽選でもらえることが多いので、イベントに参加してもプレゼントが必ずもらえるとは限りません。
わざわざ休みの日を使って展示場に行っているのに、「展示場を歩き回って思い出だけ作って終わり」というのは少しもったいない気がするという方へは、
住宅展示場で、確実に特典をもらえる、事前予約がおすすめです。
事前予約での特典がもらえるハウスメーカーとそうでないハウスメーカーがあるので、事前に調べておきましょう。
一条工務店なら、オーナーからの紹介という形であれば、いつでも特典を受けることができます。
紹介は簡単ですぐにできるので、ぜひこちらからご連絡ください。
マイホームを購入した総額は4500万円!?その後の生活は?
*画像は我が家の雰囲気に似たイメージ画像です
先述の通り、我が家は、一条工務店の建売を購入しました。
建売(たてうり)のため、購入までの期間は短く、契約をしてから1か月後には住み始めることができました。
物件は完成しているし、家具や家電を必要最低限そろえるだけなので、注文住宅に比べれば、準備に時間を取られることは少なかったです。
結果からお伝えすると、我が家のマイホームは約4500万円の住宅を購入しました。
マイホーム約4500万円の内訳
- 土地代…1750万円
- 住宅費(含む太陽光発電設備)…2720万円
- 登記代金や手続き代…30万円
このほかにも、住宅ローンを組むために事務手数料3万3千円、保証料約85万円がかかりました。
さらには、家具や家電、生活用品をそろえたり、買い替えたりすると、ざっとこれくらいかかります。
- 家電(冷蔵庫、炊飯器、オーブンレンジ)…35万円
- 家具(机、椅子、カーテン)…15万円
- 生活用品…2万円
一条工務店の家は、全ての部屋に床暖房が入っているため、ストーブなどは必要ありませんが、他のハウスメーカーさんの場合は、暖房器具が必要になると思います。
実際に住んでみると、最初は「高い買い物をしたなぁ」という気持ちがありましたが、住み慣れてくると居心地の良さに感動。
近くには図書館や公園があるので、今はコロナ禍で外に出かけにくい状態ですが、コロナ禍が終われば、どんどん出かけては、また家に戻ってまったりと過ごすといった家族との時間を大切にしたいと思います。
教員がマイホームを購入する7つのメリットを紹介
家族とゆっくりする時間を過ごせる
戸建てなら、広くなったリビングでゆったりとくつろぐことができるようになります。
また、部屋数も多くなり、収納するスペースが増えるので、部屋も片付けやすくなります。
自由度が上がる
戸建ての場合、アパートやマンションと違って、自由度が上がります。
庭を好きにアレンジしたり、壁紙を変えたりと、どんな風に変えようか楽しみが広がります。
また、電気やガスなど、好きな会社と契約ができるため、電気代やガス代を納得できる料金にすることができます。
最新の家電の恩恵を受けられる
戸建てを買うと、新しい家だけでなく、最新の家の性能や新しい家電が揃います。
今まで、家を温度を保つために必死にやってきたことや、忙しい中やっていた食器洗いなどの悩みを解決してくれるので、最新の家電の力を十分に受けることができます。
住宅ローンを組むときに教員の恩恵を受けられる
実は、教員は住宅ローンで優遇されているのです。
住宅ローンを組む時に、銀行が重視するのは「返済への信頼」です。
ローンを組む方がきちんと遅れることなく返済ができるか、返済ができない状況にならないかをチェックします。
教員はこれまでの統計から返済能力が高いとされているので、医師や弁護士、大企業などの方と同じ特別金利で受けることができます。
ローンを組むとお金が返ってくる
住宅ローンを組むと、ローンの残高に対して控除が受けられる、つまり、簡単に言うとお金がもらえます。
細かく言うと、国や自治体に支払った税金から、毎年、控除された分だけあとからお金が返ってきます。
- 住宅ローンの利率…0.475%
- 国からの控除…ローン残高の1%
住宅ローン控除の方が利率が高いので、お金がプラスになります。
住宅ローン控除の有効期間は10年。ローンを組むと、10年間は控除によってお金がプラスになって返ってきます。
人からの見られ方が変わる
教員は、世間には派遣やパートで生活収入を得ている人たちがいることを考えると、収入はやや高い方にあります。
20代前半(20~24歳) | 20代後半(25~29歳) | |
---|---|---|
男性 | 284万円 | 404万円 |
女性 | 249万円 | 326万円 |
男女計 | 267万円 | 370万円 |
ポイント
- 教員8年目の年収…約420万円
- 世間の20代後半の平均年収…約370万円
もちろん、教員よりも稼いでいる職業はいくつもありますが、世間全体を見れば、教員の年収はやや高い方になります。
20代や30代など、結婚前の年代ならアパート暮らしでも世間体を気にしなくても大丈夫ですが、結婚をした方やお子さんをもつ家庭なら家をもつべきという目で見られることもあります。
気にしなければ問題ないというレベルの話かもしれませんが、実際には、職員室での世間話で「家を買うつもりはないの?」といった話は自然と出てくるため、マイホームをもっていない方は意外とストレスに感じることがあります。
人生設計の見直しができる
マイホームを購入すると、数十年先までの住む場所や毎月のローン支払いなどが固定されます。
- わが子をどこの保育園に入れて、どこの小学校に入れるのか
- 毎月のローンの支払いをしながら、月々いくらお金を貯めるのか
など、数十年先の見通しがもてるようになるので、人生設計がしやすくなり、将来への不安を減らすことができます。
教員がマイホームを購入する3つのデメリットを紹介
教員がマイホームを購入する3つのデメリットを紹介します。
マイホームを購入するための打ち合わせに時間を奪われる
家を購入するには、土地を探して、間取りを決めて、屋根や壁の色、外周りを決めて、長い説明を受けて、いくつもの契約書にサインをするなど、多くの時間を奪われます。
平日に忙しく、くたくたになって帰ってきたのに、「土日も打ち合わせで休む暇がない!」といった感じです。
成績処理の時期と重なると、とんでもないことになります。
家の掃除をする場所が増える
戸建ての場合、アパートとは違って、所有するスペースが広くなり、その分、清掃をする場所が増えます。
日頃から仕事で慌ただしく生活している教員にとって、家の管理や手入れをする時間が余計にかかることは、家を購入する前に想定しておくと良いです。
生活水準を上げようとしてしまう
家を買うと、3~5000万円というお金の話をよくするようになるので、ついつい「3万円?!あっ安い、安い。」となってしまいがちです。
新しい家電や家具を買いそろえるときにも、今までの生活に必要のなかったような贅沢なものまで買おうとする気持ちになります。
僕も家を買ってから、
- 多機能にこだわった湿度計
- 芳香剤の大量買い
などのように、今考えると本当に必要だったのかな?というものをついつい買ってしまいました。
生活水準を上げすぎないようにするための対策もあります。
生活水準を上げすぎない対策
- 物を購入前に夫婦でよく話し合う
- 今すぐ必要ではないものは、あえて時間をおく
教員がマイホームを購入する前に気をつけること
学区を確認する
わが子が通う小学校や中学校は教育関係者なら気になると思います。学校の評判って意外と気になるもの。
学校によって、部活動があったり、強い地域スポーツ団があったり、研究熱心な学校であったりと、いろいろと特徴があります。
「引っ越すまで、どこの学区になるのかも知らなかった」ということにならないようにきちんと調べておきましょう。
「研究熱心な学校に子どもを通わせるのはいいけど、勤務はしたくないから」と、市内の熱心な学校の学区に引っ越すという考え方もアリですね。
毎月の給与明細を取っておく
打ち合わせを進めていくうちに、営業マンからの「正確な年収はおいくらですか?」「年収が分かる資料を提示してください」といった話があがります。
12月に職場からもらえる「給与所得の源泉徴収票」を持っていればよいのですが、すぐになくしてしまうこともありますよね。
そんなときは、1年分の給与明細があれば大丈夫です。
1年分の給与を足したものが源泉徴収票になるので、マイホーム購入を検討の方は、普段から給与明細を取っておくようにしましょう。
複数のハウスメーカー展示場や建売物件を見ておく
マイホームを購入した後に、「あそこのハウスメーカーの展示場に行ってみたかったな」「気になる物件がネットにあったな」など、後から思うことがあっても家を購入後は行きにくくなります。
マイホームを購入する前にいくつか見ておけば、それぞれのハウスメーカーさんの強みが分かります。
- タマホーム
- 積水ハウス
- アイデアホーム
- 築8年の中古住宅
教員がマイホームを購入するまとめ
いくら収入が安定している教員であっても、マイホームを購入前はあれこれと悩みます。
何千万円というお金を動かすような人生でいちばん高い買い物なので、慎重に考えてしまいます。
しかし、マイホームを購入は一つの楽しみでもあります。
家族で展示場へ見に行ったり、住宅の資料請求を行ったりと、夫婦や家族で楽しみながらマイホームを購入を検討してみてください。