教員は投資をすることで、自分に磨きがかかったり、仕事へのモチベーションが上がったりします。
僕は2年ほど前から投資をしています。
昔はへなちょこ教員でしたが、2種類の投資をすることで、仕事へのやる気が上がったり、10万円以上得をしたりしました。
この記事ではこんな疑問に答えます。
新任になりたての頃の僕は、教員としてへなちょこ教員でした。
時間やお金があっても、いつも家に帰ってからはだらだらと過ごしたり、土日は遊んでばかりで投資は全くしていませんでした。
しかし、30歳を目前になんとなく「このままでは教員としてヤバい!」と思い始め、教員として「自分への投資」と「お金への投資」活動を始めました。
この記事を読めば、ここ2年間の僕の
- 「自分への投資」「お金への投資」の投資活動の実績
- 実際に投資をして分かったこと
が読み取れると思います。
教員の方で、「これから投資を始めようかな」と思われる方は、ぜひ最後までお読みください。
教員は投資ができる投資とは何か
教員ができる投資は、「自分への投資」と「お金への投資」の2つあります。
- 自分をスキルアップさせる自己投資
- 教員の経済面を助けてくれるお金の投資
投資と言っても、何に投資をするかによって行動が変わってきます。
しかし、教員を長く続けるのであれば、どちらも必要な投資です。
- 教員としてスキルがあっても、生活するお金に困っていたら満足はできない
- お金があっても教員としての力が足りなかったら仕事が楽しくない
2つの投資のうち、どちらかの片方だけをするのではなく、
走り出している自動車の車輪のように、両方の投資がうまく回り出すと、
将来、教員が天職のように楽しい職業になると思います。
将来、力量のある教員となるために自分に投資をする(自己投資)
書籍やセミナー、勉強会に参加することで自分への投資をする。
教員としての自分に投資をすることで、将来、今よりも教員としての力量を高めることができます。
教員としてスキルアップをすれば、将来、職場で頼りになる先生や聞いたらなんでも教えてくれる優しい先生になることができます。
そんな先生になれたら、職場がさらにグッと楽しくなります。
教員としての自己投資には3つの方法があります。
- 教育書や本を読む
- セミナーに参加する
- YouTubeやTwitterで学ぶ
教育書や本を読む
書店に行けば、多くの教育書や教育に関する本があります。
国語や算数などの授業づくりに関する本、学級レクや学級のルールなどの学級経営に関する本、働き方改革や所見の文例などの本など、いろんな教育書があるので、学ぶことができます。
値段は1冊1200円~3000円ほどですが、1冊買えば、数年先まで使える教員としてのノウハウを手に入れることができます。
「どんな本を読んだらいいの?」という方は、関連記事「教育書おすすめ10選」をご覧ください。
セミナーや講演に参加する
全国の先生がセミナーや講演を開催しています。
セミナーや講演に参加するだけで、授業や学級経営、子ども理解のノウハウを学べるだけでなく、仕事へのモチベーションが上がります。
「明日、学校で実践したい!」ということを学べるので、職場が楽しくなります。
最近のセミナーでは、オンライン化が進み、家にいながらZoom(ズーム)などのツールを使って、セミナーや講演を受けることができます。
セミナーや講演の参加料は、0円から3000円程度が多いです。無料のセミナーもいくつかあります。
「今、動画を視聴している時間はない」という方は、チャンネル登録やいいねだけでもどうぞ。
YouTubeやTwitterで学ぶ
無料で、全国の先生や元教員のノウハウを学べるものとして、YouTubeやTwitterがあります。
YouTubeでは、セミナー形式の動画を学ぶことができ、
Twitterでは、全国の教員の先生の実践や思っていることなどを見ることができます。
- 宮澤悠維教育研究所⇒10年経験のある元教員のYouTubeチャンネルで学級経営や生徒指導が実例とともに分かりやすい。
- ドラゴン先生の教育革命チャンネル⇒中学校の進路指導主任まで務めたベテランの先生の教育論。子どもを惹きつける話が多いです。
- 桜木きよチャンネル⇒主のYouTube動画です。授業づくりや学級崩壊の対策について解説しています。
将来のお金のことを考えてお金の投資をしたい
資産運用のために投資をする。
教員は収入が安定していることが魅力ですが、反対に、収入が跳ね上がることもありません。
お金を増やすには、投資が基本です。
資産運用をうまく活用して、資産を確実に伸ばしていきましょう。
お金の投資は4つの投資ができます。
- 不動産投資
- FXへの投資
- 株式投資
- 投資信託
投資には、いろんな種類がありますが、今回は教員の副業にならない投資を紹介します。
教員の副業については、後半の方に詳しく書きますね。
不動産投資
不動産投資は、おおまかに2つの方法があります。
- 土地などの不動産を買って売却したときに利益を得る
- アパートなどを所有して、他人に貸して、賃貸料の収入を得る
アパートや土地は高いので、不動産を購入する時はローンを組むことが一般的です。
ローン返済や利子の支払いをしながら、毎月の賃貸の収入を得るケースが多いです。
- 不動産投資は土地やアパートなどの購入で、初期投資が高い
- 空き室リスクや賃貸が下がるリスクがあるので、経験や知識がなければ収支の予測は難しい
FXの投資
「円高」「円安」と言われるように、外国の通貨と日本円の価値の違いによって、利益を出すのがFXです。
通貨の価値は、毎日変わりますが、チャートと今後の世界情勢などを読み取り、円を安く買って高く売ることがポイントとなります。
【無料でプロが解説している資料はこちら】FXについて、詳しくは、【無料】現役プロトレーダーが総合監修したFX投資E-BOOK図解オールカラー128P をご覧ください。プロがさらに詳しく解説しています。
FXは、チャートを読み取ったり、これからの世界情勢を見抜いたりすることが得意な人におすすめです。
給料が安定している教員がFXを始めるなら、少額でコツコツと始めてリスクを軽減しておいた方が無難です。
レバレッジを高めるとギャンブル性が高くなってしまいます。
株式投資
株式投資とは、証券市場で株式を買って株主になり、配当金をもらったり、売却をしたりして利益を得ることです。
株は100株単位で購入し、投資の費用は1万円程度から100万円前後まで、さまざまです。
株価の値動きは大きく、企業が倒産したら、お金は戻りません。また、株の購入後に値下がりするリスクもあります。
長期的な成長が見込める会社の株式を選ぶのがポイントです。
株式投資は、成長する企業を見極めるためには時間が必要です。
毎日、株価をチェックしたり、企業の業績を研究したりする時間のある方におすすめです。
- 配当金によって利益を得られる(インカムゲイン)
- 値上がりした株を売ることによって利益を得られる(キャピタルゲイン)
- 企業が倒産のリスクや元本割れのように、赤字になるリスクがある
株を買ったときの金額よりも売る時の金額が低くなること。
株を購入した後に、コロナショックなどにより株価が低迷すると、売ろうとするときに買ったときの金額よりも安くなってしまう。
また、株式投資として、個別の株を買うなら、100株単位などの制限があるので、まとまったお金が必要です。
トヨタ自動車の株を購入しようとすると、99万円以上の資金が必要になります。
株価9,959円×100株(購入最低条件)=99万5900円
*株価はあくまで例のため、現在の株価とは異なります。
(株価参考:2021年9月)
投資信託
投資信託は、運用の専門家が、株式や債券などに投資・運用するサービスです。
投資信託なら1万円程度で始めることができます。
また、資産運用のプロによる管理のため、投資信託を購入した人は、毎日株価をチェックしたり、企業の業績を研究したりする必要はありません。
投資信託は、毎日、学校の授業準備や多くの仕事に忙しい教員に向いています。
- 投資信託を買うことで、運用のプロが株や債券を購入して利益を出してもらう
- 数多くの人が投資信託を買っているので、個人では買えないAppleやGoogleの株も買うことができる
- 運用のプロに任せているが、株の運用なので赤字になるリスクはある
コロナのショックがありましたが、投資信託はしばらくしたらもち直してくれました。
一度は、谷のように落ちた投資信託も、コロナ後も見事に復活してくれています。
さすがは運用のプロといった感じでした。
教員のお金の投資は副業になるのか?
教員の副業は次のように許可されます。
- 本業に支障が出ないこと
- 所属する地方公共団体と従事する企業が利害関係になっていないこと、かつ、職務の公正を妨げないこと
- 職員や職務の品位を下げることがないこと
詳しくは、学校管理職試験研修所をご覧ください。
簡単にまとめると、
- 本業である教員の仕事をしっかりとして、
- 所属する地方公共団体に癒着や迷惑をかけずに、
- 教員としての品位を損ねないこと
が前提であることが分かります。
ありがちなやってはいけない例を紹介します。
- 勤務時間中に、スマホやPCで投資のために株価をチェックしたり、チャートを見たりする⇒本業への支障
- ある出版会社の株を持っているので、その会社の教材が売れるように、同じ学校や他の学校の先生に教材をすすめる⇒職務の公正を妨げる
- コンビニでアルバイトをする⇒教員の品位の低下
教員や公務員の副業はある程度認められています。
- FXや株式などの投資
- 独立家屋5棟未満、駐車場の台数10台未満、土地の賃貸件数が10件未満の不動産投資
詳しくは、人事院規則14-8をご覧ください。
FXや株式などの投資は制限はありませんが、不動産投資については大規模にならないように制限がかかっています。
不動産は大規模になると、どうしても維持管理に時間を取られるようになり、日中に仕事を抜けることが多くなると考えられるからです。
教員がきちんと投資を続けるには、時間のやりくりが大切です。
教員が失敗しがちなお金の投資の仕方【お金の投資の勉強はきちんとやるべき】
きちんと投資の勉強をしてから取り組むべき
お金の投資は、自己投資と違って失敗をすると、貯蓄を失うことになります。
僕が株価でプラスを出すことができたのも、これまで多少でもお金の投資の勉強を続けてきた成果です。
プラス14万円になったのは嬉しいですが、もし、きちんと勉強をしていなかったら14万円を失っていた可能性も考えられます。
- お金の投資で「誰でも儲かる」は間違い。きちんと勉強するべき
- お金の投資は失敗すると「時間」と「お金」を失ってしまう
何を参考にすればいいの?
改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学
本「改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学」
教員はあくまで”労働者”であることを気づかせてくれる本です。
利子のほとんどつかない銀行にお金を寝かせておくだけでは意味がない。
お金を働かせるために投資に回すことの大切さを解説しているので、読者がお金の投資をする第一歩を踏み出す勇気を持つことができます。
- いつまでも労働者ではお金の心配から抜け出せない
- お金を寝かせるのではなく、働かせることで生活に余裕ができる
節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本
本「節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本」
お金の投資を始める前にまずは生活の収入と支出を見直すことから始めることで、お金の無駄を減らすことができます。
お金の投資は手持ちのお金があった方が有利で、株でプラスの成果が出しやすくなります。
生活のお金を「収入」「支出」「投資」の3つに分かることで、お金の心配をなくすことができます。
- 投資ばかりを意識してはいけない。支出を抑えることも大切
- 収入のお金は限りがあるので、投資にいくら振り分けるかを見極める
投資の達人になる投資講座
無料動画「投資の達人になる投資講座」
投資の達人になる投資講座では、2時間の動画で「お金の働かせ方」や「収入からの投資資金のつくり出し方」が分かるので、本を読むのが苦手という方に向いています。
動画では、実際に講師の証券口座を見ることができるので、どんなお金の投資の仕方をすればいいのか具体的でわかりやすかったです。
動画を視聴した後もしつこい勧誘がないので、本をゆっくりと読む時間がない忙しい教員でも、無料で手っ取り早く知ることができます。
- 本を読むよりも動画の方が圧倒的に早く情報を得られる
- スマホでながら聞きができるので、無理やり時間をつくらなくても勉強ができる
本よりも動画の方が圧倒的に情報量が多いので、短期間でお金の投資の知識が身につくのでおすすめです。
教員が投資をきちんとやり続けるって案外難しい
教員が投資をきちんとやり続けるのは、案外難しいです。
- 朝早く出勤して、遅くまで仕事をする
- 生徒指導などの突発的なトラブルに巻き込まれる
- 家に帰ってからもひどく疲れていることがある
- 土日は部活があり、家にいることが少ない
教員は仕事が忙しいので、投資に時間をかけることができていない人が多いです。
本来、教員であるのであれば、
- 読書やスポーツなどの自己投資に時間をかけることができる
- 教員の将来のお金の不安をなくすために、お金の投資をする
今の学校教育現場では忙しすぎて、「本をゆっくり読む暇なんてない」「お金の投資について考える時間すらない」といった現状です。
教員で、「朝はゆっくり出勤して、定時には帰ります。土日も仕事はしてません」といった方は、今まで見たことがありません。
教員は多忙な職業なので、「時間を生み出す作業」が必要になってきます。
教員が投資をきちんとやり続けるこつは仕組み化
教員がきちんと投資をやり続けるには、コツが必要です。
教員がきちんと投資をやり続けるコツは「仕組み化」が大切。
教員としてスキルアップするための自己投資の場合
普段の生活の中で自己投資になる活動を組み込んでいきます。
- 朝起きたら、Twitterで教育情報や教員のつぶやきをチェックする
- 出勤前に5分でも良いので、教育書かYahoo!ニュースをざっと読みする
- 通勤中にBluetooth機能を使って、ラジオ感覚でYouTubeを聴く
- 学校現場で子ども達と一生懸命に向き合う
- 仕事をささっと済ませて、なるべく早く帰る
- 帰宅途中もBluetooth機能を使って動画や音楽を聴いてリフレッシュ
- 帰ってから時間がある時にTwitterをチェック
- 夕飯後の食器洗いではYouTubeで動画視聴
- 防水タブレットを使って、入浴中はYouTubeで動画視聴
- 入浴後の落ち着いた時間は、明日の準備や授業の構想を考える
- 寝る前は、ブルーライトをoffにするため、教育書を読む
家に帰ってからしんどいときもありますが、この流れをルーティン化することで自然と自己投資ができるようになってきます。
教育書を読むと、仕事のモチベーションアップにもつながります。
教育書や読みたい本を買いに行く時間がないときは、Amazonで「学校教育」で調べると、気になる本が出てきます。
今回紹介したルーティンはあくまで一例ですが、自分なりの自己投資をするルーティンを持っていると、数年後の教員としての力量に差が出てきます。
「昔の自分はもっと勉強しておけば良かったな」と思うことはありませんか?
“今”が生きているときでいちばん若いときなので、自己投資をするルーティンがない人は、明日からでもすぐに始めてみましょう。
資産運用のための投資の場合
教員はとにかく多忙なため、投資信託や【SBIネオモバイル証券】のようなアプリを使うと、簡単に仕組み化ができて便利です。
お金の投資をしようとしても
「毎日株価のチェックなんてできない」「お金の投資のこと考えている時間なんてない」「でも、何もしないのは心配」
といった気持ちになると思います。
毎日の仕事をこなすのに必死で、ただただ時間が過ぎていくばかりでした。
お金の投資では「時間」はかなり大切です。
例えば、外国の株を買う場合、数年後には世界の経済は成長して、今より少しでも豊かになっていると考える人の方が多いと思います。
実際に、世界の経済は右肩上がりで成長しています。
数年前から外国の株を扱う投資信託を持っているだけで、数万円の利益が出ることがあります。
教員の仕事は多忙で、なかなか毎日株価をチェックしたり、株をトレードしたりすることは難しいので、“ほったらかし投資”が合っています。
投資信託や株式を、毎月積み上げ式で購入し、あとはプロに運用を任せるのが、ほったらかし投資です。
投資信託を始めるなら、こちらの関連記事「【資産運用の始め方】まずは証券口座を作ろう!おすすめのネット証券は1択。」をご覧ください。
「いきなり数万円の投資信託を始めるのはちょっとなぁ」という方は、【SBIネオモバイル証券】から始めてみましょう。今よく目にするTポイントで始められる投資ができます。
Tポイントを使えば、もともとはポイントなので、株式初心者が失敗をしても現金が減ることがありません。
実際にネオモバイルを使ってみた感じはこちらです。
やることは月に1度のTポイントで株を購入するだけ。
それだけで、ほったらかし投資という仕組み化の良さが分かり、自然とお金がたまっていく感じを体感することができると思います。
Tポイント200ptという少ない額から始めることができるので、株式初心者におすすめです。
/*公式サイトの大画面に表示にご注意ください。\
教員が今から投資を始めるときのまとめ
教員が今からできる投資は、「自己投資」と「お金のための投資」です。
教員は多忙ですが、投資をきちんと続けるだけで、確実に教師としての力とお金の力が身についていきます。
投資を続けるか続けないかで、数年後の姿が変わります。
- 教育に関する経験と知識が豊富
- 子どもへの理解が深い
- どうしたらいいか困ったときに頼りになる
- 同僚や管理職、保護者からの信頼がある
- 教育書を読んだり、セミナーに参加したりしている
- お金への不安が少ない
- 将来のことも考えて、お金を使っている
- これまでの経験だけで教育を語る
- 経験したことのない局面に弱い
- どうしたらいいか困ったときに悩んでしまう
- 周りの人からの信頼はそれなりだが、いつ崩れるか分からない
- 普段は教育書なんか読まない
- お金に対する不安がつきまとう
数年後の先の未来の自分を見て、どちらがより良い先生になれるのでしょうか。
投資をきちんと続けるか、続けないかは大きな分かれ道となります。
きちんと続けるためには、まずは最初の1歩が大切です。
いきなり大きな1歩を進めるよりも、まずは小さな1歩を歩み出してみましょう。
行動することが大事。
数年後には、教師としての力量が高まり、周りから厚い信頼をされる楽しい教員人生を送れる人になれるでしょう。
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