コロナの影響は、これからさらに学校の教育現場に大きな負担となっていきます。
消毒作業、教育課程が終われるかの焦り、たび重なる行事計画の練り直しなど、じわじわと教員を苦しめていきます。
これまでの計画が倒れたり、3月までに教科書が終わるかも分からない。不安だらけ…。
毎年、何度も教員からの転職を考えています。
コロナの影響は、これから学校の先生たちをどんどん苦しめていきます。転職を考えるなら、コロナの影響が深刻になる前がおすすめです。
この記事では、こんな疑問に答えます。
コロナによって、学校は授業のやりにくさ、行事の計画の立て直し、保護者からのクレーム対応など、多忙である教員がさらに多忙になります。
今年度をなんとか乗り切っても、来年度はまた別の方法を考えたり、より強固な対策を求められることがあります。
今後の教員の負担に押しつぶされる前に、教員の方は、ぜひお読みください。
教員の転職はコロナの影響が深刻になる前に始めるべき3つの理由とは
今年度は、まだコロナの対策について様子見であるところがあります。しかし、今後、転職を考えたくなるほどの負担が教員を待っています。
- 授業や学校行事の練り直しがおおきな負担
- 保護者からのクレームが強くなる
- 学校現場の変わらない姿に葛藤する
授業や学校行事の練り直しがおおきな負担
これまでの例年通りが通用しなくなる。
3密を避けるためには、授業の形態を変えなくてはいけません。
教員の一人ひとりの授業スタイルの見直しが必要となります。
また、学校の行事は長い年月をかけて、見直されたり、手が加えられたりしているので、”例年通り”は誰がやってもうまくいく部分がありました。
しかし、今は0(ゼロ)からのスタートです。
車で例えるなら、これまでは運転すれば良かったものを、これからは車輪から作る必要が出てきます。
教員の負担はこれから大きくなるばかりです。
保護者からのクレームが強くなる
担任批判の隙(すき)が生まれやすくなる。
今、教員の社会的地位が下がってきて、学校や先生に対して不満をもつ保護者は年々増えています。
「○○先生は3密を避けるための対策がとれていない」「子どもを学校に行かせたくない」といった批判が生まれやすくなります。
コロナの対策と合わせて、担任の批判や指導に対する不満を、管理職や教育委員会にぶつけてくる保護者がこれから出てきます。
保護者対応に時間が取られ、教員の負担はさらに大きくなります。
学校現場の変わらない姿に葛藤する
コロナ対策をしようとしても、根本的な問題は解決されない。
学校は風土や文化を大切にする風潮があります。
そのため、今後、大幅に行事が削減されたり、教員の負担が軽減されることはありません。
コロナでなくなってしまった行事を復活させようとしたり、これまでの行事を強固にしようとして、さらに教員の負担が増えます。
「子どものために」は素晴らしい言葉ですが、その言葉が教員自身を苦しめることに繋がる危険性があります。
知らず知らず、どんどん教員が追い込まれる状態になる学校現場では、教員の負担は増大します。
なぜ、教員の負担は増えるばかりなのかを解説
社会の目がよりシビアになるから。
「コロナ失業」と言われるように、日経新聞によると、「令和2年5月の完全失業者数は197万人」と、コロナの影響を大きく受けている人たちがいます。
職を失っている人たちからすれば、教員の優遇は認めたくないものです。
一般的に、日本の景気が悪くなると、教員を含む公務員への世間の目は厳しくなります。
教員から転職した方がいいの?コロナ禍で教員ができることとは
今、教員ができることは1つです。
コロナ禍をひたすら耐える。
コロナによる影響は、いずれ終わりを迎えます。
それまでは、ひたすら耐えましょう。
しかし、ずっと耐えるには、工夫が必要です。それは「心の余裕をもつ」ことです。
心の余裕をもつことで、多忙な日々でも追い込まれずに仕事をやり抜くことができます。
そのためには、選択肢を多くもつことが大切です。
選択肢をいくつかもっておくことで、追い込まれることを防げる。
これからの教員は負担が大きくなり、心の余裕をもちにくくなります。
しかし、選択肢をもっておけば、追い込まれずに逃げることもできます。
「教員を続けるしかない」という1つの選択肢よりも、「転職も考えてみる」と選択肢を広げることで、心に余裕をもつことができます。
転職を考えることは難しくありません。
ネットが発達した時代だからこそ、簡単に転職サイトに登録ができます。
転職サイトは無料なので、すぐに転職をしなくても、転職サイトに登録をしておけば転職に関する情報を、無料で得ることができます。
「教員しかない」という選択肢にこだわるよりも、「いつ教員を辞めてもいい、次の道は見えている」と考えれば、教員にとってつらいコロナ禍を耐えることができます。
心に余裕をもつ工夫をしましょう。
教員の転職はコロナの影響が深刻になる前に始めるべき<まとめ>
コロナによる影響が深刻になる前に、「転職」を1つの選択肢としてもっておくことは大切です。
教員には毎年、5000人近くのうつ病になる人がいます。
これから、さらに教員の負担が大きくなり、追い込まれる前に、転職を考えておくのも有効な手段です。
転職サイトなら無料で登録ができます。
転職を考えるときに、1つポイントがあります。
できるかぎり早めに行動する。
教員はとにかく時間がありません。
仕事に追われて、気付いたらぼろぼろになっているという前に、早めの行動を心がけましょう。