教員はコロナ禍で、さまざまな勤務形態を取っています。
教員として10年目となりますが、今回、コロナによって教員の勤務形態が大きく変わっています。
言うまでもないですが、このような事態は初めてです。
この記事では、こんな疑問に答えます。
教員の勤務形態が分かれば、「わたしは今、○○の形で勤務しています!」と割り切って働くことができます。
教員の勤務形態を知りたい方は、ぜひお読みください。
教員のコロナ禍での5つの勤務形態とは
現在、教員の勤務形態はこんな感じです。
- 学校に出勤
- 在宅勤務
- 職務専念の義務の免除
- 自主登校対応
- 年次休暇取得
学校に出勤
職員室や教室に出勤して仕事。打ち合わせや会議などが行われる場合もある。
ほとんどの先生がコロナによる休校中であっても、学校に出勤しています。
「出勤して学校で何をしているの?」という方は、関連記事をご覧ください。
在宅勤務
家で授業の準備を行う。
業務上においても不要不急の外出を避けている。
個人情報流出を防ぐために、家での仕事は授業の準備やプリント作りが多いです。
職専免
休校中の育児のために、職場を離れることができる。
職専免とは「職務に専念する義務の免除」のことです。
休校中になっている我が子の世話をすることが認められています。
今回のコロナ禍で職専免をもらった先生は、朝に子の世話をしてから出勤するという方が多かったです。
自主登校対応
休校中に、昼間、親が監督できない状態のために、学校に自主登校をしてくれる子たちがいます。
学校の規模にもよりますが、10人以上の子たちが登校をしてくるので、1クラス7,8人程度に分けて、教員が監督をします。
授業と違って、子どもたちは目的がなく過ごす時間が多いので、これが結構大変です。
自主登校対応が大変な理由
- 自習へのモチベーションが続かない
- 世間では公園で遊べないため、学校でも外遊びはできない
- トランプやウノなど、人と集まってする遊びができない
年次休暇取得
休む権利を使って、休みを取る。
教員は日々多忙です。
夏休みなど、子どもが来ていないときくらいにしか、年次休暇(有給休暇)を取ることができません。
年次休暇を使えば、休むことができます。
教員はコロナ禍で勤務を続けてもいいの?
このまま学校での勤務を続ける状態は、危険です。理由は1つ。
職員室では密集状態になりやすい。
学校再開に向けての話し合いや課題づくりは、先生同士で相談して決めていかなければならないことが多いです。
しかし、大企業のように、会議アプリを使ったり、リモートワークに対応したりできる環境は整っていません。
今は、先生一人ひとりが除菌や消毒に気をつけています。
教員がコロナを発症したら、2週間は学校の業務が停止するリスクを考えると、教員は学校での勤務を続けるべきではないです。
教員のコロナ禍で勤務についてまとめ
教員は、学校再開に向けて、準備や課題作りを行っています。
コロナによる影響が大きいため、いつ学校が再開されるのか目途が立たない状態です。
多くの教員が「早く子どもたちに会いたい」「子どもたちと授業をしたい」と思っています。
そのために、いつ学校が再開となってもいいように着々と準備を進めています。
早くコロナが収束することを願っています。