コロナで在宅勤務になったときにやっておくと、今後、学校再開のときにスムーズになる5つのことを紹介します。
教員10年目の小学校教員です。コロナによる影響で、3日間ほど在宅勤務を経験しました。在宅勤務で何をしたらよいのかを解説しますね。
実際に、在宅勤務をするときの勤務前のツイートです。
おはよようございます😆
今日は在宅ワークです。
教科書開いて、しっかりと教材研究をしたい😄授業の前にこんなにしっかりと教材研究に没頭できる時間が嬉しい!
休校中にやるべき教材研究
☑教科書を読み込む
☑子どもが書くようにノートにまとめる
☑学習内容に関係する小ネタをリサーチ— 桜木きよ先生🌸新規ブログ開設中🐣 (@sakuragikiyo31) April 20, 2020
在宅勤務は時間を有効に使えるかが勝負!だらだらと過ごしていては、仕事へのモチベーションが上がりません。
この記事では、こんな疑問に答えます。
在宅勤務になったら、何をしようかなという方は、ぜひ最後までお読みください。
教員がコロナで在宅勤務になったら、やるべきこととは
- 午前・午後でやることを明確に決める
- 休憩の取り方を考えておく
午前・午後でやることを明確に決める
午前の起きてからの2,3時間は、集中力がいちばん高い時です。
なので、午前中に頭をよく使う仕事をしましょう。
「今日やっておかないといけないことを朝のうちに済ませておく」ができると午後から余裕をもって過ごすことができます。
また、午後からは気持ちにゆとりをもって仕事ができるように楽しい作業を入れるようにしましょう。
午後は、食欲も満たされ、気温も上がってきて、体が自然とゆっくりとしてきます。
社会科の学習の下調べや図工の作品づくりなど、気持ちが自然と乗るような作業を入れると仕事がはかどります。
休憩の取り方を考えておく
在宅勤務中にいちばん大切なこと。それは、
「休憩のとり方」。
在宅勤務は、職場よりも拘束力が弱いので、ついつい気がゆるみがち。
休憩を効率よくこなし、休憩ばかりにならないようにする工夫が大切です。
- 無計画に休憩を取る
- 集中力がなくなるまで休憩をしない
- 休憩の時間や方法を考えていない
在宅勤務で、仕事への集中力がもっとも途切れやすいのは「休憩中」です。
休憩を計画的に取りましょう。
- 1時間ごとや仕事の区切りごとに5分休憩を取る
- トイレに行く、コーヒーを入れるなどパターンを決めておく
- どうしても集中力が途切れてしまったら、本を読む
休憩の方法や時間を先に決めておきましょう。
休憩のときの行動パターンを決めておくことをおすすめします。
また、どうしても集中力が切れてしまったときは、教育書をすぐに読めるようにしておきましょう。
教育に関する本を読めば、新たに知識を得ることができ、さらに仕事へのやる気が上がります。
僕がおすすめする教育書はこちらをご覧ください。
https://kyoinlife.jp/osusumebon/
教員がコロナで在宅勤務になったら、やるべきこと5選
在宅勤務中にやるべき5つを紹介します。
学習計画
1学期中にどこまで学習が進められるか計画をしておく
学校再開に向けて、1学期中にどこまで計画を進められるかチェックをしておきましょう。
計画があれば、学校再開後に計画的に落ち着いて学習を進められます。
今後の仕事をリストアップする
学校再開後、必要な仕事をリストに洗い出しておく
学校再開後は、仕事が慌ただしくなるのは決定的です。
学校再開後にどんな仕事があるのかをリストにまとめておけば、学校再開後にスムーズに仕事を進められます。
教材研究
授業の準備や授業プリント作りをしておく。
休校が2カ月以上続いているため、授業の準備は、4月からの単元よりも9月からの単元の準備をしておくと良いです。
先の準備をしておいた方が、コロナによる変化に対応しやすいです。
この休校中に一生懸命教材研究している人が多いと思いますが、コロナがGW明けまでに落ち着くか非常に怪しいので手前からではなく奥から教材研究した方が努力した授業が日の目を見るかもしれませんね。それぐらい全く先が見えぬ。
— アイムフリー (@TeacherhaGreat) April 15, 2020
教育書を読む
本を読んで、教育技術や教養を高める
家で落ち着いて仕事ができるときこそ、教育書を読みましょう。
指導技術に関する本だけでなく、教養を高める本もおすすめです。
5冊読みます!
宣言します!!
と言って読めるか不安な自分を鼓舞します😆
ひとまずは今読みたいこの2冊を読もう。 https://t.co/wZl7pjj7e2 pic.twitter.com/WFgjygxMvS
— 桜木きよ先生🌸新規ブログ開設中🐣 (@sakuragikiyo31) May 1, 2020
おすすめの教育書はこちら。
課題作り
休校中の子どもたちの課題を作る
休校中の課題づくりのポイントは2つあります。
- 親に負担のかけない課題
- 答え合わせができる課題
課題が難しい、親が見ても解けない問題があるという課題を作ってはいけません。
コロナの影響で忙しくなった家庭もあります。
小学校低学年は、ある程度は親に子どもの課題を見てもらった方が良いですが、
小学校の高学年になるほど、親の負担をなるべくかけずに、子どもが自力で解決できる課題が望ましいです。
教員がコロナで在宅勤務になったら、やっていけないこととは
教員がコロナで在宅勤務になったら、やってはいけないことが3つあります。
- 外出をともなう教材研究
- SNSでの情報発信
- 庭先での仕事
外出をともなう教材研究
外出を控えているご時世こそ、外に出ることはやめるべきです。
万が一、事故に遭ったり、事件に巻き込まれた場合、教員としての責任が問われます。
くれぐれも自分の判断だけでは外出をしないように。
SNSでの情報発信
残念ながら、Twitterで「教員 休校中 暇」とつぶやく人がいます。
現場のほとんどの先生が頑張っているなか、誤解を招く発信はやめましょう。
Instagram(インスタ)やYouTubeも投稿時間が表示されるので、プライベートアカウントでも発信は控えましょう。
庭先での仕事
ご近所さんからは、教員が在宅勤務なのか年休(有給休暇)で家にいるのか判断できません。
「休校中に先生が家の庭で暇をしている」とクレームがでないようにする必要があります。
教員がコロナで在宅勤務になったら、やるべきことまとめ
教員がコロナで在宅勤務になったら、大切なのは、
自分をいかに管理するかです。
だらだらと過ごさないようにしましょう。
また、教員自身がウイルスに感染しないようにすることも大切です。
家でできる感染予防にも努めましょう。
https://kyoinlife.jp/uirususyodoku/
休校中に準備を進めておけば、学校再開後はスムーズに仕事をこなすことができます。