管理職をうざいと思うのは当然です。
これまで講師が長かったため、7校以上の管理職を見てきました。
管理職をうざいと思ってしまうのは当然です。
この記事では、こんな疑問に答えます。
教員を長くやっていると、管理職をうざいと思ってしまうときがあります。
うざいと思っていても、対処法が分かれば、うまく学校でやっていくことができます。
管理職をうざいと思ってしまう方は、ぜひ最後までお読みください。
学校の管理職をうざいと思ってしまうときとは
学校の管理職をうざいと思ってしまった僕の実体験です。
何か物事を決めるときも、若手がいろんな案を考えても、結局は全て管理職の判断次第といった様子でした。
そして、何か失敗したときには、教員の責任。
「センスがない」が口癖でした。
具体的な指導をしてもらうことはなく、「普通は○○だろ」と言われ、
現場の教員は、“何が普通なのか”が手探り状態でした。
男性教員であろうが、女性教員であろうが、職員が見ている前で教員を怒鳴ることもよくありました。
子ども同士のトラブルがあったことを報告しても、担任が保護者に謝ったかを確認して終わり。
何かあっても、あまり相談したくない管理職でした。
僕の場合、自分自身の経験不足で、管理職の”普通”が全く分かりませんでした。
とにかく叱られないようにすることが精一杯だったのを覚えています。
- 何もしてくれない
- いつもガミガミと𠮟ってばかり
- 職員が見ているところで、平然と若手を叱る
- 担任よりも保護者の意見ばかり取り入れる
管理職をうざいと思ってしまう2つの理由とは
管理職をうざいと思ってしまうのは、当然です。
管理職をうざいと思ってしまう1つ目の理由
時代が変わって、社長様風の管理職では通用しなくなっている
今の時代、社長風の管理職は通用しなくなっていますが、それでもかなり偉そうに物を言う管理職がいます。
管理職の年代は、50代以降。
なので、同じ職場の50代~60代の先生に管理職について話を聞いてみました。
今の50代以降の管理職が若手だったとき、当時の校長や教頭は、まさに漫画に出てくるような社長風管理職。
当時の管理職は、校長室に閉じこもり、何か問題があっても「なんとかしろ」の一言で済ませる。
それが当たり前の世界でした。
しかし、今の教育現場では、管理職も保護者対応などプレイヤーとしての力が必要です。
そうした時代との違いが部下の反発を生んでいるのです。
管理職をうざいと思ってしまう2つ目の理由
あなたの教育や仕事に対する考えが深まってきている
あなた自身の考えが深まってくると、管理職の意見に反発をもちます。
教員を何年か経験すると、なんとなくこうした方がいいというイメージが湧いてきます。
仕事を効率的に進めたい、無駄なことをせずに仕事を進めたいと思うようになります。
しかし、管理職と考えが合わないと、管理職の言葉をうまく受けとることできなくなります。
つまり、反発をもつことはあなた自身が成長している証だと前向きにとらえるのです。
「考えなんて深まっていない」という方も、何年も経験していると自然とこうあるべきができてきます。
管理職に反発をもつということは、あなた自身が成長している証拠なのです。
管理職をうざいと思ってしまったときの対処法は3つ
とりあえず従う
無難に過ごすためにとりあえず従う
管理職とうまくやって、自分が生き残るために、管理職の言われた通りにすることは大切です。
最後に責任を取るのは管理職。
「どうしても納得できない!」と個人がもつのは1つや2つです。
許せる部分は、管理職に合わせてみましょう。
仲間をつくる
同じ思いをもっている人がいると安心できる
管理職が教員にきつく当たるのであれば、他にもあなたと同じように傷ついている教員がいるはずです。
同じ思いをしている人がいないか探してみてください。
愚痴を聞いてくれる仲間が見つかるたけでも、心が救われます。
なるべく関わらない
どうしても会わない人とは避けて生きる
人間どうしても合わない人がいます。
極力避けれるようであれば、避けるようにしましょう。
管理職への報告は、手紙で伝える、他人と一緒に報告するなど、工夫することができます。
【まとめ】学校の管理職をうざいと思ってしまうとき
学校の管理職はうざいと思ってしまうことは当然あります。
それは、管理職が昔の姿のままだったり、あなたが教育や仕事に対する考えが深まっているからです。
無理に管理職と関わる必要がありません。
今、精一杯の力で教室で頑張っているのは担任の先生です。
「子どもたちの成長のために」教員になったばかりだと思います。
子どもたちのことに目を向けて、余計なことはあまり考えないようにしましょう。